簡単な水漏れ修理なら自分でもできる~点検と対処の方法~

ボールタップ交換は自分でできる~トイレ水漏れをDIYで修理しよう~

技術に自信があっても前準備が大切!

修理道具

水漏れ修理では、特殊な道具を使用しません。そのためDIYをする人の場合、元から持っていることも多いです。持っていない道具があったとしても、ホームセンターに必ず置いてあるものなので、簡単に揃えることができます。ここで水漏れ修理に使用する道具を確認しておきましょう。

水漏れ修理では特殊な道具を使いません

止水栓を閉める時に使うもの
トイレ修理を始める前に、まずは止水栓を閉めます。その時に必要になるのがマイナスドライバーです。マイナスドライバーは、どの家庭にも置いていますし、置いていない場合でも100均などで手軽に購入できます。
ナットを回す時に使うもの
ナットを回す時に使用するのが、モンキーレンチです。モンキーレンチも、よく使用する工具なので、持っている方も多いです。モンキーレンチを持っていなくて、購入する場合は、サイズに注意しましょう。モンキーレンチはサイズがミニマムからワイドまであるので、サイズを間違ってしまうと、使えなくなることもあります。家のトイレのサイズに合ったモンキーレンチを使用するようにしましょう。
汚れないように用意した方がいいもの
水漏れ修理で、トイレを汚さないためにも、タオルやバケツ、ゴム手袋を用意しておいたほうが良いです。給水管を外すと、管に残った水が零れます。バケツを用意しておくと床が濡れるのを防げますし、雑巾があれば、万が一濡れたとしてもすぐに拭けます。ゴム手袋は無くても作業できますが、あったほうがスムーズに作業できます。

トイレにも型番というものがあります

トイレにも型番があり、型番によって使用されている部品の種類は異なります。正しく部品交換や水漏れ修理をするためにも、型番はしっかり確認しておくことが大切です。 型番は、便器の下側やタンクの側面、ふたの裏にラベルに書いてあることが多いので見てみると良いでしょう。ただ、年代によってはラベルが貼られていないこともあります。そういう場合は、トイレの形状や特徴などから型番を絞ることができます。

ボールタップの修理方法は症状によって異なります

ボールタップの修理と一言で言っても、症状によって修理方法も変わってきます。ここでは、症状別の修理方法について説明します。

ボールタップの役割

ボールタップは、給水を調整する働きをしています。タンク内の水が無くなり、浮玉が下がると給水されて、浮玉が上がれば給水は止まるようになります。

症状別の修理方法


ボールタップに水アカがついているようです。交換の必要がありますか?
水垢を落とせば、そのまま使用することができるので、交換をする必要はありません。汚れを落とす手順としては、まずボールタップのタンクの壁に近いねじを外し、浮玉支持棒が接触している部分を右に引きます。ピストンバルブを引き抜いたら、水垢を擦り落とします。ボールタップが動く部分に水垢が付いている時もあるので、しっかり落としておきましょう。逆に手順で元に戻したら、作業終了です。
調整だけで直る場合もありますか?
ボールタップのねじやナットを調整することで、改善できる場合があります。調整方法は、タイプによって異なるので、自分の家のトイレに合った方法で調整してください。水位調整ネジを指先で回せるタイプの場合は、自分の手で回して、水位を調節します。右に回すと水位は下がり、右に回すと水位は上がります。
調整しても正常に戻らないなら、部品の交換をしなければなりません。
ボールタップのパッキンだけ交換することもできますか?
可能です。ボールタップのパッキンを交換するなら、まずネジを外して取り付けてある浮玉を移動させます。ボールタップ便を抜き取って、パッキンを交換したら、ボールタップ便を差し込んで、元通りに戻して完了です。ボールタップ弁が傷んでいるなら、パッキンだけではなく、ボールタップ弁と取り替えるようにしましょう。

交換前にボールタップ本体の種類を選ぼう

ボールタップには、いくつかの種類があります。給水圧とテコの原理を利用して給水、止水するタイプを単一機械式と言います。吐水口にゴム栓を押し込み、水が出ないようにしますが、完全に吐水口を防ぐまでに時間がかかります。そのため押し込んでいる間も、水はちょろちょろと流れます。 水圧と空気の力を利用して給水・止水するタイプをダイヤフラム式と言います。吐水口にゴムのふたを被せて水を出ないようにしますが、単一機械式と違って水がちょろちょろと流れることはなく、すぐに水は止まります。 また、手洗いカランの有るものと無いもの、両方に使えるものもあるので、今使っているものが確認した上で選ぶようにしましょう。

ボールタップ本体の交換方法

止水栓を閉める

止水栓を閉めるのは、ボールタップ本体の交換だけではなく、トイレ修理では基本となることです。止水栓を閉めないと、作業ができないので注意しましょう。止水栓がマイナス溝の場合は、マイナスドライバーで時計まわりに回しましょう。ハンドルレバーを回して、手洗い管から水が出てこないなら、完全に閉まっている状態です。手洗い管がない場合は、タンク内の音を聞いて、給水されていないかどうか判断しましょう。

経年劣化したボールタップを外す

ボールタップを外す時は、まずボールタップを抑えて、タンクに繋がっている管に付いた袋ナットとツバ付きナットをモンキーレンチで緩めて外します。外側の管を外したら、ボールタップをタンクに内側に引っ張れば外すことができます。

新しいボールタップを取り付ける

タンクの中から、給水管側にボールタップを取り付けます。この時注意しておきたいのが、内側のパッキンをしっかり付けることです。パッキンは、水漏れ防止だけではなく、固定の役割も果たしています。そのためパッキンを付け忘れてしまうと、固定ができずに、緩みが出てしまいます。樹脂製のボールタップなら、手で固定できるので、楽に取り付けることができます。

水量を調節する

水量を調節するためには、止水栓を開ける必要があります。手を使って浮玉を下まで押し下げて、少しずつ止水栓を開いて、水量を調整します。水量を調子したら、タンク内の水位が正常かどうか確かめます。「-WL-」と書かれている位置が正常時の水位で、「-WL-」の表記が無いものは、オーバーフロー管の先から2センチ~3センチ以下が正常時の水位となります。最後にタンクのふたを閉めて、終了となります。

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